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アメリカ民主主義の底力

4月21日の投票に向けて、統一地方選挙がスタートしました。 アメリカの昨年の中間選挙では、女性や多様な背景を持った議員がけっこう増えたらしいです。 アメリカでは政党の予備選挙という仕組みがあって、一般市民も党員の登録をすれば予備選挙に参加できます。市民の熱心な運動が広がれば、地位や知名度が高いとか資金力があるとかだけでなく、市民の仲間を党の公認候補にすることなども可能です。 アメリカという国は、問題も数多くあるものの、やはり民主主義の地盤やエネルギーが根底にしっかりあると思います。民主主義とは「見る」ものでなく「する」ものだという言葉も聞いたことがあります。 自ら立候補して議員になることは普通の人にはなかなか難しいですが、高い志をもって世の中のために社会のために尽くしたいという気概を持った政治家志望者を応援することは誰にでもできます。 アメリカ民主主義の底力でもある、危機感をもった時に普通の人々が連帯して立ち上がる、これが今の日本心底必要だと思っています。
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