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奈良県宇陀市が地域全体でオーガニックビレッジ宣言を全国で初めてだしました。生産から消費までを支える体制を整備すると共に、生産者増加などの数値目標も掲げています。

宇陀市は県全体の有機農業経営体の約半分がいて有機農業が盛んな地域です。ただ契約栽培が中心で、生育が早まると出荷を断念したり、慣行より規格外品が多く発生したりなどの課題もありました。計画では、収穫が早まっても予定通りに出荷できるように、これはとても興味深いのですが、葉物野菜を1ヶ月ほど保存できる新技術を使った冷蔵庫の導入を盛り込んでいるようです。また規格外品は、常温保存できるペーストを開発などにより販路を確保・拡大していく様子。2027年までに有機農業者を3割増の20人にする目標も定めました。地域からも有機推進への体制整備が進みつつありますね。