内山節さんの「半市場経済」という本を読みました。競争原理の市場経済に関わりながらも、より良い働き方やより良い社会をつくろうとする「半市場経済」の営みが、都市部も含めた各地域で広がり始めていると言っています。
半市場経済は聞きなれない言葉ですが、なんとなくイメージできるように、資本主義経済を否定はしないものの、お金だけでない交流や助け合いによる生活のしやすさを確保する社会のことです。
志と価値観の共有が働くことの充足感をもたらす共創社会の時代到来の話しは、この今の時代を見越した、また今の時代にしっくりくる鋭い見立てだったと思います。